Exhibition
小平篤乃生 “Power plants”
2024年8月9日(金)– 9月8日(日)
12:00-19:00 土日のみ
小さな野草も大きな葉っぱも、エネルギーに満ち溢れている。
大気の炭素を取り込み、やがて朽ちていく。
土に還るか、大気に還るのか。大きな循環へと戻るんだろうか。
僕は、草花を循環からほんの少し遠ざけて、作品を作りました。
一つ一つに命があり、形がある。それぞれに潜むエネルギーを見つけたい。
墨はオーラ、シャーペンの芯は原子の結晶構造。
炭素が形を作り、新たな命を吹き込む。
僅かな間ココにいるけど、漂うエネルギーはとどまらず、また循環へと戻るんだろうか。
レセプション
8月9日(金) 17:00 - 20:00
内田輝によるクラヴィコード演奏会
8月17日(土) 朝(10:00 - 12:00)あるいは夜(18:00 - 20:00)
一人様 3500円 要予約
連絡先 atsunoy@gmail.com
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小平篤乃生
広島生まれ。現在、フランス在住。
あらゆる表現方法を求めパリ国立高等美術大学に入学、ジュゼッペ・ペノーネ氏に師事する。卒業後、ル・フレノア国立現代アートスタジオでメディアアートを習得する。311以降、エネルギーをモチーフに炭素循環と輪廻転生をテーマに制作を続けている。2011年にエルメス財団によるアーティストインレジデンスに参加、2012年には文化庁海外研修生として音の研究を行い、現在は、フランスを拠点活動している。主な個展に、「烏巡り」(アートギャラリーミヤウチ、広島、2018)、「Seek hope, who enter here」(The Chimney、ニューヨーク、2018)、「Carbon Variation N°1」(ユミコチバアソシエイツ、東京、2017)、「Coalscape 石炭のインキ」(KG+、京都、2017)、「Outretemps」(Galerie Maubert、パリ、2016)、「Ouverture de Bombyx Mori」(ヨーロッパ写真美術館、パリ、2013)など。
https://atsunobukohira.wordpress.com/
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内田輝
音楽大学卒業後、サックス奏者として活動。2008年 音を研究する為にピアノ調律師に師事。国内外のジャズピアニストの調律を担当する。2015年 鍵盤楽器製作を安達正浩氏に師事。14世紀に考案されたクラヴィコード (鍵盤楽器) を製作する。2021年 清水寺のプロジェクト「feel kiyomizudera」の一環で役目を終えた舞台板からクラヴィコードを製作し奉納する。[
アーカイブ映像]
自ら楽器を作り、音を調律し、音楽家であること。この流れを大事にして音を響かせている。紀元前に発見された調律の概念を通した音との向き合い方『音のワークショップ』を全国で開催。
https://akira-uchida.jp/