Exhibition
蜷川実花 “Portraits & Flowers”
2015年2月21日(土)– 4月12日(日)
Acid Bloom, 2003
© mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
2015年春、東京・三宿のスペースCAPSULEとカフェSUNDAYにおいて、蜷川実花展「Portraits & Flowers」を同時開催します。
これまでに国内外で80以上の個展を開催し、『さくらん』『ヘルタースケルター』の映画監督や、セリーヌ、ETROなどファッションブランドとのコラボレーションなどジャンルを分たず益々活動のフィールドを広げる蜷川実花。今回CAPSULEではアイドルやモデルなど華やかなポートレイトを、SUNDAYでは鮮やかな色彩が彩る花々の作品を展示します。
バイオグラフィー
蜷川実花は東京生まれの写真家、映画監督。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科在学中に受賞した、第7回ひとつぼ展グランプリ、第13回キヤノン写真新世紀優秀賞以降、第9回コニカ写真奨励賞、第26回木村伊兵衛写真賞、大原美術館賞(VOCA展 2006)など数々の写真の賞を受賞しています。
現在までに90冊近くの写真集を出版し、2008年に東京オペラシティアートギャラリーから全国4つの美術館を巡回した大規模な回顧展「蜷川実花展ー地上の花、天上の色ー」では、のべ18万人の観客を動員しました。また、『さくらん』(2007年公開)では長編映画初監督を務め、第57回ベルリン国際映画祭と第31回香港国際映画祭の正式出品特別招待作品となるなど、国内外で評価を得ました。続いて2012年には映画監督として2作目となる『ヘルタースケルター』を発表、2012年度新藤兼人賞を受賞。
芸術文化における幅広い見識から2014年には、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事に就任しました。
その他展覧会
また同時期、原美術館と渋谷ヒカリエにおいても蜷川実花の個展を開催いたします。原美術館では主に新作を、渋谷ヒカリエ8Fの小山登美夫ギャラリーでは2010年に発表した作品集「noir」に掲載された作品を展示します。
これら4会場で、蜷川実花の光と影、様々な側面がご覧いただけるよう構成されています。ぜひ全会場に足をお運びいただき、「写真家 蜷川実花」のすべてをご高覧ください。
[原美術館]
「蜷川実花:Self-image」
2015年1月24日(土)-5月10日(日)
11:00-17:00、水曜-20:00(入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日: 月曜(5月4日は開館)、5月7日
東京都品川区北品川4-7-25 Tel.03-3445-0651
入館料/ 一般 ¥1,100ほか
[8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery - 渋谷ヒカリエ]
蜷川実花 展「noir」
2015年2月4日(水)-23日(月)
11:00-20:00 / 会期中無休
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階 Tel.03-6434-1494
お問い合わせ先
小山登美夫ギャラリー
TEL: 03-3642-4090 FAX: 03-3642-4091