Exhibition
ecorche
2016年5月14日(土)– 5月29日(日)
井上は主に京都に拠点を置き、絵画の構造を知るために、手探りなドローイングやタブロー、インスタレーションなどの制作を行ってきました。自身の所在・外界との関わりを模索する中で生まれる葛藤、それを実感するための手段として、絵画という手法を用いてきました。鵜飼は愛知において、絵画やインスタレーション、様々な手法を用いて対象が持っている構造を理解するための制作を続けてきました。両者はこの場所で初めて退治します。対話する中で発見した、"絵画における皮膚”とそれにともなう“解体作業”という共通項をもとに、ギャラリー空間を両者によるインスタレーションで満たします。両者の融合による新たな展開をどうぞご高覧ください。
http://ecorchecapsule.tumblr.com/
井上裕葵
1991年 兵庫県生まれ
2016年 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻ペインティング領域修了
主な展示に『予感をたどる』個展/ギャルリ・オーブ(京都)、『アクセスワール』個展/ギャラリーいのくま亭(京都)などがある。
鵜飼聡子
1990年愛知県生まれ
愛知県立芸術大学大学院油画版画領域在籍
主な展示に『NATURAL TREE』『P⊃un-P』個展/N-MARK B1(愛知)、『平成センチメンタル』/YEBISU ART LABO(愛知)などがある。